2016年4月14日21時46分に、最大震度7を観測した巨大地震が発生した熊本地震。
その後も、熊本県と大分県では、余震が続いています。
一日でも早く、被災された方の日常が戻ることをお祈りします。
そのようななか、震災後のガソリンスタンド様子は、どのような感じだったのでしょうか?
カー雑誌『ベストカー』が、熊本のガソリンスタンドに(仕事の邪魔にならないように短時間で)電話調査していましたので様子を紹介しますね。
- かんたんな方法で愛車を高く売りたい
- 愛車を高く売りたいけど、車買取一括査定は電話がたくさん来るから嫌
- 安心な方法で愛車を売りたい
車買取一括査定のデメリットを解決した車査定サービスで、あなたの悩みを解決できます。
⇒車の買い取り査定サービス UcarPacの公式サイトを見る
目次
給油は問題ないけど、電気や水道水が…
ベストカーが調査した日にちは、4月22日(最初の巨大地震から8日後)。
特に被害が大きかった3つの地域に聞いていました。
報道では、「熊本県内の被災地域のガソリンスタンドの営業はほぼ営業通り」ということでした。
実際はというと、給油は問題ないけど電気や水道が使えないところもあったんです。
益城郡益城町のガソリンスタンド
最大震度7を観測した益城町のガソリンスタンドでは、14日の夜の地震の直後から閉店していて、20日の夕方からようやく再開となりました。
※益城町では、4つ目のガソリンスタンドでようやく電話がつながったようです。
このガソリンスタンドでは、給油はできますが、他の部分はまだまだ完全復旧というわけにはいかない状況です。
☎特に困っていることは何ですか?
☎今も電気と水がきていないので洗車機を使えないし、人手が足らず修理の受け付けもできない状況ですね。水がないのでトイレも使えないです。
☎それは大変ですね……。肝心のガソリンを運ぶ配送トラックはきていますか?
☎定期的にきているので問題はないです。価格ですか?レギュラー=114円/1L、ハイオク125円/1L、軽油=103円/1Lと、震災前とほぼ同じですね。
(引用元:ベストカー)
道路が寸断されなければ、ガソリンは届けてもらえるようですが、電気や水道の復旧はやはり時間がかかるようですね。
南阿蘇村のガソリンスタンド
最大震度6強の揺れに襲われ、土砂崩れが相次いだ南阿蘇村も、やはり電気の問題を抱えています。
☎給油については地震前と変わらないけど、停電が16~17日までありました。その後、九州電力の発電車(トラック)が数百台ほど南阿蘇村全域にきて、それにより村中が電力を賄っている状況です。
☎ほかに何か困ったことは?
☎電力が安定していないので、洗車機はまだ使っていません。
(引用元:ベストカー)
ガソリン価格は、益城町と同じような価格だったようです。
次は、熊本市東区の2つのガソリンスタンドの状況です。
熊本市東区のガソリンスタンド(A店)
熊本市東区のガソリンスタンド(A店)では、洗車機がレールから外れて洗車ができないようですが、他に困ったことはないとのことです。
ガソリン配給車も定期的にくるので、給油ももちろん問題ありません。
熊本市東区のガソリンスタンド(B店)
熊本市東区のB店では、断水で洗車ができないということが起こりました。
☎困ったことは断水中なので洗車ができないこと。洗車機とトイレは水道水と地下水で分けているので、洗車機は使えなくてもトイレは使えるので助かりました。
☎給油のためのクルマの行列はなかったですか?
☎最初の大きな地震の翌日15日はけっこう並んだけど、今は通常通りですね。
(引用元:ベストカー)
このように、熊本地震によるガソリンスタンドの状況は、給油はできますが、停電や故障、断水などで洗車機が使えないという声が多いようです。
ガソリンは、配送車が定期的にお店に運んでくれるようなので、市や国などには、ライフラインがもっと素早く復旧できるような手段を発見してもえらえると、今後、地震が起こっても安心できますね。