車を選ぶときは、デザインや性能など、さまざまな要素を考慮しますよね。
そして、“乗り心地”も車を選ぶうえで重要なポイントの一つです。
そのような中、カー雑誌『ベストカー』が、人気の軽自動車やコンパクトカーなどの乗り心地のテストを行っていましたので、結果を複数回にわたって紹介しますね。
テストをした車は、
・デミオ(マツダ)
・アクア(トヨタ)
・フィット(ホンダ)
・アルト(スズキ)
・ハスラー(スズキ)
・ウェイク(ダイハツ)
・アルファード(トヨタ)
の7台です。
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人気の車の乗り心地テストの方法
最初に、どのような方法でテストを行ったか、テスト方法を紹介します。
テストを行ったドライバーは、レーシングドライバーの大井貴之さん。
テストコースは、ベストカー編集部の裏手にある1周約1.5kmのコースです。また、一般道ということで、車のスピードは50km/h以下となってます。
そして、乗り心地の評価は、ドライバーの大井さんの印象と採点による評価となっています。
採点は“不快指数”という数値で表し、50%が基準地で、100%が最も悪い乗り心地となっています。
また、補足データとして、キッチンハカリでその振れ幅を測定。さらに、騒音の測定も行っています。
このような方法で、テストを行いました。
マツダ・デミオの乗り心地テスト結果
デミオの乗り心地テストを行ったグレードは、デミオXDツーリング(2WD)です。
運転席のシートは、センター部分がソフトにフィットする感じで、とても良い座り心地になっています。
XDツーリングはディーゼルエンジンなので、「音がうるさいんじゃないの?」と思う人は多いことでしょう。
けれど、実際に走行してみると、音がうるさいどころかとっても静かです。
ただ、信号待ちをしているときは、アイドリング振動が若干大きいようです。けれど、アイドリングストップでエンジンが止まれば、振動はゼロになるのであまり気になりません。
デミオのディーゼルエンジンは、1500回転から最大トルクを発生します。
そのため、スーッと加速をするので、コンパクトカーとは思えない落ち着いた乗り心地となっています。
ただ、燃費を良くするために行った軽量化やタイヤチョイスにより、若干、ロードノイズがでてしまうようです。
【デミオXDツーリングの乗り心地結果】
不快指数:30%
ハカリの振れ幅:100g
ノイズ計測 | 遮音性……32dB |
フル加速時……68dB | |
スムーズ路面……59dB | |
荒れた路面……60dB |
(引用元:ベストカー)
トヨタ・アクアの乗り心地テスト結果
2014年12月8日にマイナーチェンジが行われたトヨタ・アクア。
今回の乗り心地テストは、本革シートのアクアGブラックソフトレザーセレクションです。
マイナーチェンジでは、見た目だけでなく、スポット溶接の数を増やしてボディ剛性をアップさせたり、サスペンションのセッティングの見直しが行われたりしました。
そのため、走り出しの乗り心地は上々です。
けれど、アクアはロードノイズがそれなりに大きく、意外と気になります。
また、ブレーキのコントロール性がいまいちで、穏やかに止めるのが少し難しく、この点は残念ということです。
【アクア Gブラックソフトレザーセレクションの乗り心地結果】
不快指数:40%
秤の振れ幅:130g
ノイズ計測 | 遮音性……33dB |
フル加速時……70dB | |
スムーズ路面……59dB | |
荒れた路面……60dB |
(引用元:ベストカー)
このように、マツダ・デミオもトヨタ・アクアも、乗り心地は「基準よりも良い=乗り心地が良い」という結果になりました。
次回は、ホンダ・フィットなどの乗り心地テストの結果を紹介しますね。